世界中で商品を販売するために役立つ 4½ トレンド
 
クリス・ハッチンスの写真投稿者:クリス・ハッチンス
2016年1月27日

世界中で商品を販売するために役立つ 4½ トレンド

新しい国際市場でローカライズしたウェブサイトを立ち上げるなら今が絶好のチャンスです。トレンドの融合がいかにオンラインでの展開を容易にし、かつてなく収益性を高めるかご覧ください。

 

新しい顧客獲得と事業拡大を狙う米国拠点の小売業者・小売製造業者が、安住の地から抜け出すべき時が来ました。ローカライゼーションと翻訳を取り入れた本物志向のウェブサイトで、海外市場に進出しませんか。

実は、海外進出はとっくに済んでいると言われるかもしれません。それもそのはず、E コマースのウェブサイトを運営する見識ある企業の間では、米国企業のサイトが海外でかなりの量のトラフィックを獲得していることは以前からよく知られています。ただ、問題がひとつあります。転換率の低さです。特に、英語圏以外の市場では転換率が一段と低くなっています。

これは一体なぜでしょう。こうした市場のユーザーにとっては英語のウェブサイトは閲覧しづらく、彼らはほしい商品を見つけたり購入するのに苦労しています。課題は他にもあるとは言え、言葉の壁は深刻です。それはまた、小売業者と小売製造業者に莫大な売上と機会の損失をもたらしてもいるのです。

ますます裕福になりつつある国際市場の消費者に訴えるには、(本物感のあるウェブサイト翻訳で)ローカライズしたウェブサイトを持つことが不可欠です。そのプロセスにはコストはそれほどかからず、こうしたウェブサイトと市場とのつながりを考慮したデジタルマーケティングの取り組みに支えらえれたサイトでは、新規顧客を獲得できます。元からあったトラフィックから生まれる転換率も改善し、全世界の顧客が新たな収益源となります。

では、グローバルウェブサイトのトレンドのなかで、今のビジネスに一番影響を与え、E コマースの売上を最大限に引き延ばしているものは何でしょうか?私たちは、日々運営する 1,000 を超えるローカライズしたウェブサイトから得た独自データを調査し、考察しました。そのうえで、社内のエキスパートにも意見を聞きいてみました。

次に、小売業者と小売製造メーカーが2016年に世界の消費者向け販売に役立てることができるトレンドで特筆すべきもの 3 つ(と 2 分の 1)をご紹介します。

トレンド 1:海外のトラフィックと売上の向上を促進する「モバイルフレンドリー」

昨年 4 月に Google が検索アルゴリズムを変更し、モバイル端末で検索した際に、「モバイルフレンドリー」なウェブサイトのランキングが上位に表示されるようになったことは記憶に新しいでしょう。(この変更で、レスポンシブウェブデザインや、モバイルウェブサイトを取り入れる企業が評価されるようになりました)。一方で Google は、サイトが依然としてデスクトップブラウザ向けに最適化されている場合は「モバイル端末での検索結果でランキングが大幅に下がる」可能性があるということも警告しました。

これは国際市場にも関係があります。というのは、変更の対象が全世界のあらゆる地域、すべての言語で行なわれるモバイル端末検索だったからです。

興味深いことに、この Google の変更(モバイルフレンドリー・アップデート)で米国企業の英語ウェブサイトが破滅に追い込まれることはありませんでした。結局、長年ベストプラクティスだったレスポンシブウェブサイトが功を奏したわけです。ところが、国際市場の「モバイルフレンドリーでない」ウェブサイトは大打撃を受けました。

私たちは、弊社顧客 40 社のローカライズ済みサイトに注目し、Google の変更がどのような影響を与えたのか分析しました。「モバイルフレンドリー」化に向けて弊社が提案した改善策を導入したはサイトでは、モバイルインプレッションの確実な成長が見られました。その規模は 25% 近くになることも多々あり、Google のルールの影響の大きさをうかがい知ることができます。

何も対策をとらなかったサイトでは、あたかも自らを最大の敵に回したかような結果でした。これらのサイトでは、モバイルインプレッションがほぼ 40% 急落しています。残念としか言いようがありません。

やはり、国際市場の転換率と収益は、モバイルフレンドリーというベストプラクティスを取り入れているサイトの方が高くなっていました。

データは嘘をつきません。Google のアルゴリズム変更の影響は確かにあり、国際的なサイトで特にそれが大きく出ています。企業は、こうした SEO の変更がある際、海外市場のトラフィックや転換率、売上にマイナスの影響が出ないよう努めなければなりません。

また、モバイルフレンドリー関連の変更は他の検索エンジンでも行なわれているということも覚えておくべきです。昨年は Bing が、モバイルフレンドリーに対応したサイトを優遇するアルゴリズム調整を行なうことを発表しました。このような変更が、ロシアの Yandex や中国の Baidu など海外の検索エンジンでも行なわれる見込みです。

トレンド 2:ソーシャルネットワークがグローバル E コマースの急成長を促進

ソーシャルネットワークは、新興市場でのオンラインショッピングのあり方を根本から変えました。ネットワークを使って商品や商品情報を共有できるようになったユーザーによって、E コマースサイトへの参照トラフィックは猛烈な勢いで増えています。

この衝撃的とも言える現象は、商品の共有だけが原因ではありません。カギは口コミによる評判なのです。

中国を例にとってみましょう。中国の新聞の昨年の報道によると、WeChat、QQ、Sina Weibo など、中国のソーシャルネットワークに投稿されるユーザーの口コミは「オンラインショッピングでの判断を左右する最も重要な要素」になっているといいます。このことは、閲覧と購入の間にある弊害を取り除くため、企業が自分たちの店をソーシャルメディア内で立ち上げることができることを考えれば、実に合理的です。

調査ではまた、人や企業の間で地域のソーシャルネットワークの宣伝効果を利用しようとする世界的な動きが広がっており、それが現地の売上に貢献しているということも分かりました。また、中国で 3 か月足らずの期間でサイトの機能を WeChat、Weibo、QQ のソーシャルネットワークと統合したところ、ある弊社顧客企業のサイトでソーシャルメディアサイトから中国語サイトのへの参照トラフィックが 30% 急上昇しました。

このトラフィックはサイト全体の収益の 10% を生みだし、その勢いはまだ収まってはいません。

海外でのマーケティングと販売の取り組みには、ぜひソーシャルネットワークをご活用ください。顧客は一足先に SNS を取引に利用しています。皆さんも追随すべきです。

トレンド 3:ローカライズしたひとつのサイトがいくつもの市場に対応

皆さんの企業が海外のオンライン市場に参入する際は、国境を越えた海外市場の消費者が、米国拠点の英語ウェブサイトと全く同じように現地でサイトにアクセスし、買い物をするのだということを理解してください。

これは企業にとって、他の方法では振り向いてもらえない顧客を余分なコストをかけずに獲得できる素晴らしい機会です。

メキシコの顧客向けにローカライズ版ウェブサイトを立ち上げることもぜひ検討してみてください。弊社のデータによると、メキシコ人はオンラインショッピングに相当な金額をつぎ込んでいます。ヒスパニック系の米国人の注文 1 回あたりの金額が米国平均を約 20% 上回っていることは、私たちも長年把握しています。メキシコ人に限って見てみると、平均注文金額は米国のヒスパニック系消費者よりなんと 95% 近く多いのです。

中産階級が増加し、インターネットの普及が進んでいるメキシコは、オンライン事業を拡大しようと考える企業にとって有望な市場と言えるでしょう。メキシコ人向けのサイトは、ひとつのサイトに対するオーディエンスの規模が想像よりはるかに多いということも事実です。

また、メキシコ以外のスペイン語圏の消費者も商品を求めてウェブにアクセスしており、メキシコ人向けにローカライズされたサイトがこうした人々の行き場となっています。当初、一つの大きな市場に対応するために開設されたウェブサイトが、突然多くの市場に対応することになったのです。

我々の調査によると、弊社のベストプラクティスを取り入れたスペイン語サイトは、オーガニック検索によるトラフィックの 60% がラテンアメリカ市場からのものになる見込みです。読みやすい「世界共通のスペイン語」に翻訳されたスペイン語ウェブサイトが、短期間で海外での事業拡大戦略の推進力になったケースを私たちは何度も目にしています。

トレンド 4:充実した最適化ツール

海外の新しい市場で翻訳を行なったウェブサイトを立ち上げると、確実にトラフィックとエンゲージメント、収益が生まれます。しかし、MotionPoint では、翻訳だけが国際市場での成功のカギではないことをずいぶん前に突き止めています。

翻訳だけがウェブサイトのローカライゼーションではありません。国際市場で継続的に成果を上げていく土台を作ることが重要なのです。これには、海外のトラフィックとエンゲージメントを素早く ROI に転換してビジネスの目標を達成するためのテクノロジー、ツール、そしてチームが必要です。

ローカライズしたウェブサイトのトラフィック、エンゲージメント、転換率のパワーアップを図るための最適化ツールは、ウェブサイト翻訳では一見難しく思われていましたが、実は価格が手頃なものが存在します。高機能のオンサイト使用言語検知ソフトウェア(トラフィックを促進)、翻訳済みのキーワードによるオンサイト検索(エンゲージを促進)、URL のローカライゼーションと最適化(オーガニック検索によるトラフィックを促進)、目的に合わせてローカライズしたオンサイトプロモーション(現地の顧客に対して信用性できるショッピング体験を構築)など、新しい消費者との効果的な関係づくりに活かせるツールやサービスが数多くあります。

またウェブサイトのグローバリゼーションを専門とするプロバイダーを検討する際は、自らの最重要市場の英語サイトで新規アクセスを獲得するためにすでに投資している取り組みとリソースについて考えてみます。共感を呼ぶ宣伝活動、ユーザー体験のチェックを行ない、エンゲージメントと転換率の最大化を目指すようにしてください。ローカライズしたウェブサイトが効果を発揮するためには、こうした取り組みが非常に大切です。

継続的に成果を上げていくためのプランがないまま翻訳したウェブサイトを立ち上げるのは間違っています。前述の最適化ツール(その他のツールも含めて)を開発した MotionPoint のような企業と協力することも、マーケティングと ROI 創出にかかる時間の短縮につながります。

トレンド 4½:米国内もまだ成長の余地あり

さて、ここまで米国の企業がローカライズしたウェブサイトを用いて、どのように海外の顧客にアプローチできるかということについて詳しくお話ししてきました。しかし、力強いビジネス効果が期待できる成長中の市場がもうひとつ、身近なところにあるのです。それが、米国でスペイン語を話すヒスパニック系の顧客層です。

米国のヒスパニク系消費者が持つ購買力は合わせて 1 兆 7,000 億ドルを超え、2010年以来 50% 増加しています。米国には 5400 万人のヒスパニック系住民がおり、その数は総人口の約 17% を占めます。この顧客層は、次第に経済力と影響力を強めながら成長の一途をたどっており、2060年までに米国のヒスパニック系住民が総人口に占める割合は 3 分の 1 近くになるでしょう。

注目すべき点は、これらの消費者の 70% が家庭でスペイン語を話し、そのほとんどがスペイン語での取引を希望しているということです。

小売業者・小売製造業者がスペイン語で E コマースサイトを立ち上げれば、大成功を収めることができるでしょう。データに基づいた MotionPoint 独自のベストプラクティスと最適化を取り入れて米国のヒスパニック系消費者向けにスペイン語サイトを立ち上げたケースには、初年度に約 123%、3 年目までに 160% の成長率を達成しているものがよく見られます。

また、ローカライズしたサイトにアクセスするのは、米国でスペイン語を話す人々だけではないことを思い出してください。我々の持つデータが示すところによると、弊社のベストプラクティスを採用している米国のスペイン語サイトでは、十分なサービスが行き届いていないメキシコやラテンアメリカなど海外の市場から、最大 60% のオーガニックトラフィックを「無料」で伸ばしています。こういった人々は多くの場合、現地で手に入れることのできない商品を探し求めています。

海外からの注文に対応すれば、当初は狙っていなかった市場で思わぬビジネス効果がすぐに得られるでしょう。しかも、そのために余分なコストをかけて集客活動をする必要はまったくありません。

 

Chris Hutchins

マーケティング コミュニケーション スペシャリスト

Chris Hutchins helps produce MotionPoint's marketing and sales materials.

 

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MotionPoint は、世界中の市場にいる新規顧客の暮らしに魅力と活力を与えることで、ワールドクラスのブランドの成長を支援します。

MotionPoint のターンキープラットフォームは、革新的な技術、ビッグデータ、世界に通用する翻訳チーム、国際マーケティングの専門知識と融合し、世界で最も効果的なウェブサイト翻訳サービスをもはるかに超えた価値を生み出しています。MotionPoint のアプローチは、これまでになく競争の激化するオンライン / オフラインの世界市場で成功するために必要な品質、セキュリティ、拡張性を保証します。

 

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